“溜息が出るほど美しい” 屋根を1つの作品にまで高めてしまう専門職人の技術。
職人としての誇りとお客様への思いが多くの感動を生んでいます。
窓上の屋根を除くと7面体の屋根に見えますが、実はそれぞれの屋根の軒先近くで三角形に凹ませた形になっているため実際には14面体で構成される複雑な屋根形状になっています。
美段一文字という製品とガルバリウム鋼板の平板を加工した物とをコラボした屋根にになっていますが、三角形の部分はさらに中心の縦ラインを凹ませた構造になっているため21面体屋根にも見えます。
普通の屋根職人では施工できない非常に難易度の高い屋根工事です。
美段一文字は「カバーレス ハゼ組み工法」という工法になっています。
従来の横葺き屋根材は、継手のカバー部分からゴミ・ホコリ、砂などが内部に入り、それが漏水の原因にもなっていましたが、この工法により雨水を遮断しつつそれを利用して、ゴミ・ホコリ・砂などを自然に流す構造になっており永年にわたり屋根の汚れを防ぎ、防水用コーキングなどの処置がなくても漏水の心配がありません。
美段一文字屋根は、タイプにより施工可能な勾配に違いがあり、一般的な横葺きガルバリウム鋼板では施工出来ない屋根勾配1.5寸という低勾配でも施工可能なタイプもあります。
屋根の材質は、GL鋼板(ガルバリウム)、カラーステンレス、カラーアルミ、銅版、チタンなど様々。
アーチ屋根やドーム屋根など特殊な形状の屋根にも施工可能で、神社・仏閣でよく見られる軒反りの施工も出来ます。
普通の屋根屋さんでは施工出来ないので専門業者に依頼する必要があります。