横浜市瀬谷区のお客様から。
この間、急に訪問販売的な感じで屋根を見せてくれという業者が来て屋根にのぼって写真を撮りその写真を見せてもらいました。
今まで屋根の点検など一度もした事がなかったので見ていただきました。
説明では、屋根の継ぎ目のカバー(鉄板)の釘が取れていたり釘の頭が飛び出していたりしているので、強風などで鉄板がはずれて飛んでいったり、雨漏りしたりするので修理が必要だと言われました。
見積もりをもらったのですが、適正な修理内容なのか、適正な値段なのか分からず、こちらでも見積もりをしていただきたいと思っています。
屋根の鉄板カバーと釘の飛び出し
お客様宅に来たのは大工さんだったようですが、継ぎ目のカバー(鉄板)と言っていたのは棟包みの事です。
実際に釘が抜けそうになっていたり、抜けて無くなっている所もあり、棟包みが浮き上がっていました。
屋根の棟包みが剥がれた実例
写真1枚目:こちらのお客様と同じコロニアル屋根の棟包みが強風で剥がれた写真です(横浜市旭区)
屋根の上に載ったまま下に落ちなかったので被害はありませんでしたが、近隣の家に被害を与えることが多いので注意が必要です。
写真2枚目・3枚目:これはコロニアル屋根にカバー工法したガルバリウム鋼板屋根です。
2枚目はコロニアル屋根と同じ棟包みの剥がれ、3枚目は棟包みが剥がれ飛んでいました(横浜市栄区)
↑上写真のガルバリウム鋼鈑屋根。
本当に専門と言える業者が工事していたら、棟が剥がれる事など無かったはずなのですが・・・
何が違う? 全然違う! 屋根工事
この写真は平棟部分と降り棟部分ですが、棟部手前でガルバリウム鋼板屋根本体を上方向に90°立ち上げ加工していますが、絶対に必要なこの加工をしている屋根業者は殆どいません。
この加工をすると屋根を流れてきた雨水が棟内部の木材まで到達できなくなるため木材が腐る事も、棟の中心部に雨水が入り込み雨漏りする事もありません。
右側の写真は、立ち上げ加工をしている写真ですが、立ち上げ加工には非常に多くの時間と手間が掛かります。
一つ前の棟剥がれや棟が飛んだ写真は、この加工が行われていなかったため定期的な修理や再葺き替えが必要になります。
でも実は、この工事方法は屋根メーカーの施工規準(実際には規準を遥かに超える工事をしています)を守って工事しているものなので、本来なら全ての業者が守って当たり前なのですけどね。
多くのお客様は、いわゆる手抜き工事と完璧な工事を見積金額で比べています。
その結果、工事後の定期的な修理が必要になったり、再葺き替えが必要になっています。
工事が難しく雨漏りし易い多面体屋根工事が完成
多面体屋根は、一般的な構造の屋根と比べて棟の長さが2倍、3倍と長くなるため雨漏りリスクは格段に高くなります。
棟だけでなく谷があったり、棟違いがあったりと構造が複雑な屋根の場合は本物の専門業者以外には決して頼んではダメですよ!と言いたくなってしまいます。
もし偶然このページに辿り付き、尚且つご自宅が雨漏りし易い構造をしているという場合は横浜屋根工事.comへご依頼下さい。
30年経っても安心な屋根になると思います。
横浜市瀬谷区の屋根工事についてはお気軽にお問い合わせください。