スレート瓦が雨漏りしたので屋根を葺き替えたいと青葉区からご依頼頂いた例です。
新しい屋根材の候補として同じスレート瓦またはガルバリウム鋼板をお考えでしたが、ケイミューのルーガ鉄平が気に入られたようで葺き替えさせて頂きました。
スレート瓦が雨漏りしていた原因
ドーマー屋根
ドーマー屋根は雨漏りし易い屋根と言われています。
こちらの屋根は、修理を繰り返していましたが、その後も屋根のひび割れが増え続けていました。
一番の雨漏り原因は。屋根勾配が途中で変わる部分だけでなく、1階屋根へと続く部分は雨漏りし易い複雑な屋根形状をしているからです。
さらに天窓が6ヵ所あることが、さらに雨漏りし易くしていました。
葺き替え工事の内容
写真1枚目:急勾配から緩勾配へと変わる境の部分には天窓があり、雨仕舞が非常に難しい工事です。
写真2枚目:屋根上部からドーマー方向と流れてきた雨水は捨水切りへ流れるように。
1階屋根方向に流れる雨水は壁際捨水切りへ流れるように、ルーガ本体の下に入れ込みました。
このように形状が複雑で雨仕舞の難しい工事は、ただ必要な役物を入れこめば良いというものではなく、非常に高い施工技術が必要です。
写真3枚目:天窓廻りの板金工事は二重・三重の安全策が施され非常に美しく仕上げられています。
写真4枚目:1階屋根へと続く流れ方向の屋根は、外壁板を一度取り外して壁際捨水切りてからルーガ本体を施工。
壁際部分は雨水の侵入を徹底的に防ぐため、以前は無かった雨押えを取り付けてから外壁を取り付け直しました。
写真5.6枚目:水平方向の屋根は、やはり外壁を一度取り外し、雨押えの立ち上がり部を壁裏面へ入れ込むといった完璧な工事になっています。
最後に、外壁板の下端は木材が傷んでいたり、壁表面が凸凹になっていたので10cm程度の化粧板金カバーを作って下部に取り付けました。
化粧板金カバーを取り付けた事で壁際雨押えと一体化したようにスッキリして見栄えも良くなりました。
完成写真
今回葺き替えさせて頂いたルーガは、葺き替え前のスレート瓦と比べて重さが1/2以下になっているので地震による揺れが大幅に軽減されます。
イメージとして、近所で良く使われているスレート屋根(カラーベスト・コロニアル)と同じ重さと考えて頂くと分かり易いかもしれませんが、ルーガは風格があり見た目が全然違いますね。
お客様の満足度も非常に高かったようで「技術が確かで丁寧な仕事内容に感心させられた」との評価を頂きました。
今回お客様が当サイトに依頼した理由は「屋根が急勾配で雨漏りしやすい構造なので高い技術が必要と考えた」との事でしたが、横浜市の屋根工事で失敗したくないとお考えの場合は、高い施工技術を備える横浜屋根工事.comに是非お問合せ下さい。